

製品品質を管理する手法として「6シグマ」を設計、開発、生産の各工程で駆使しています。「6シグマ」では、不良率の表示単位に「ppm」を使います。100万台を作って何台不良になるか?ということです。同じ不良率の単位に「%」を使うと、不良が下がらない、と言われています。例えば100万台を作って1000台不良が発生すると、「ppm」では1,000ppm、ところが「%」で表すと0.1(%)となります。人間の心理として、0.1という数字は小さいから問題ないという意識が働き、不良改善が進まないが、これを「ppm」表示をすると1000という数字の大きさから不良率がすごく悪いと感じ取り、一生懸命不良改善を努める、ということですね。なので、我々は品質を管理する上で「ppm」を常に使うことを心掛けでいます。
光ディスクドライブは今ではほとんどのパソコンに採用されており、市場のパソコンの中に数多くの我々の製品を見つけることが出来ます。自分達が作った製品が世の中で使われているところを見ることは非常に大きな喜びとなります。また、常に進化を続ける、光ディスクドライブの開発において、部品仕様や製品仕様を考えてそれを実現する「もの作りの面白さ」を経験することができます。
光ディスクの開発は1970年代初めのビデオプレーヤに始まり、現在ではAV用途からPC IT用途のDVD Super Multiドライブなど合計で年間3億台もの製品が生産されるようになりました。今後は高品質画像であるハイビジョン画像の格納を目的に高速/大容量化を目指したBDドライブが主流となり、さらに長時間記録再生を実現する、BD多層ディスクも引き続いて製品化が進められると思われます。 将来の光ディスク発展に向けて、大学、企業では様々な研究が進んでおり、市場要求のBest Solutionとして色々な形態の光ディスクドライブが誕生して行くものと期待しています。