各技術分野の紹介
ハードウェア

仕事内容---主要部品(Key Parts)の開発推進

賀来 敏光
  • 光ディスクドライブはハードウェアとして光ヘッド(OPU)、機構系(Mechanism)、信号処理LSI(DSP)、基板(PWB)から構成されており、光ディスク(Disc)への情報の記録、再生は、光学技術(Optics)、サーボ技術(Servo)、記録再生技術(WR/RD)、基板設計技術、インターフェース技術(I/F)、メカ技術、これらハードウェアを制御、管理するファームウェアによって実現されています。我々のDevice Groupは光ディスクドライブの主要部品である、光ヘッド、DSPの実用化に向けて開発Teamと協力しながら、部品メーカと新規開発部品の仕様作り、開発推進を行っていますね。

光Disc Driveの技術相関図

こだわりの技術---未来技術に一番近いセクション

こだわりの技術---未来技術に一番近いセクション

品質へのこだわり

製品品質を管理する手法として「6シグマ」を設計、開発、生産の各工程で駆使しています。「6シグマ」では、不良率の表示単位に「ppm」を使います。100万台を作って何台不良になるか?ということです。同じ不良率の単位に「%」を使うと、不良が下がらない、と言われています。例えば100万台を作って1000台不良が発生すると、「ppm」では1,000ppm、ところが「%」で表すと0.1(%)となります。人間の心理として、0.1という数字は小さいから問題ないという意識が働き、不良改善が進まないが、これを「ppm」表示をすると1000という数字の大きさから不良率がすごく悪いと感じ取り、一生懸命不良改善を努める、ということですね。なので、我々は品質を管理する上で「ppm」を常に使うことを心掛けでいます。



これから一緒に働くであろう学生さんに向けて

これから一緒に働くであろう学生さんに向けて
  • HLDS設立当時に開発中心であったCD記録DriveやDVD記録Driveは今ではBlu Ray (BD)記録Driveの開発に移行しています。BD製品の開発に当たっては、高密度化、高速化等、次々と新規課題が出て来るため、日立研究所やLG電子研究所の参画を受けながら開発を進めております。これからも、HLDSが研究所等と関係性を保ちつつも、一企業として独自性を持ちながら成長し続ける為には、既存の技術にとらわれない柔軟な発想のできる人材の確保、育成が非常に重要と考えています。 HLDSでは入社された皆さんには、各種専門技術に関する技術講座を準備しています。多様な専門技術を習得し、製品に早期活用できる技術者になっていただくことを期待しています。

ハードウェア分野で仕事をする面白さとは?

光ディスクドライブは今ではほとんどのパソコンに採用されており、市場のパソコンの中に数多くの我々の製品を見つけることが出来ます。自分達が作った製品が世の中で使われているところを見ることは非常に大きな喜びとなります。また、常に進化を続ける、光ディスクドライブの開発において、部品仕様や製品仕様を考えてそれを実現する「もの作りの面白さ」を経験することができます。



ハードウェア分野の今後の展望、将来性は?

光ディスクの開発は1970年代初めのビデオプレーヤに始まり、現在ではAV用途からPC IT用途のDVD Super Multiドライブなど合計で年間3億台もの製品が生産されるようになりました。今後は高品質画像であるハイビジョン画像の格納を目的に高速/大容量化を目指したBDドライブが主流となり、さらに長時間記録再生を実現する、BD多層ディスクも引き続いて製品化が進められると思われます。 将来の光ディスク発展に向けて、大学、企業では様々な研究が進んでおり、市場要求のBest Solutionとして色々な形態の光ディスクドライブが誕生して行くものと期待しています。



「次世代の市場を我々の手で創っていく」を合言葉に世界をリードしていきましょう!!